らくご@座
高田文夫事務所松田健次&ざぶとん亭馬場との企画ユニット
らくご@座2017公演
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2017.3.29白鳥・三三両極端の会vol.11




2017.4.28柳家小満んを扇辰・喬太郎がふたり占め

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あかね書房から、子供から大人まで楽しめる画期的な
落語絵本シリーズが誕生!
あかね書房・古典と新作らくご絵本HP
「古典と新作らくご絵本」
ざぶとん亭ばば監修・編集をさせていただきました。
好評発売中!

古典と新作 らくご絵本 (10)
夢金
立川談春 文/寺門孝之








古典と新作 らくご絵本 (9)
だんご屋政談
春風亭一之輔作/石井聖岳絵/ばばけんいち 編








古典と新作 らくご絵本 (8)
モモリン
立川志の輔作/いぬんこ絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (7)
とのさまと海
三遊亭白鳥作/小原秀一絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (6)
ぬけすずめ
桃月庵白酒文/nakaban絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (5)
りきしの春
春風亭昇太作/本秀康絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (4)
おうじの狐
柳家三文/原マスミ絵/ばばけんいち 編






古典と新作 らくご絵本 (3)
ふどうぼう
林家たい平文/大畑いくの絵/ばばけんいち 編



古典と新作 らくご絵本 (2)
ろじうらの伝説
柳家喬太郎作/ハダタカヒト絵/ばばけんいち 編


I 古典と新作 らくご絵本 (1)
ねっけつ!怪談部
林家彦いち 作/加藤休ミ


定価1,620円 (本体1,500円+税)/小学校低学年以上/ISBN978-4-251-09501-5
落語と絵本、ふたつの文化のコラボレーションを、たっぷりと楽しんでもらえるシ リーズです。1作目は、熱血落語家・林家彦いちの新作落語から。絵は、異能のクレ ヨン画家・加藤休ミ!



RECOMMENDATION! NO.1webRADIO 白酒のキモチ。 SonyMusicDirect

桃月庵白酒師匠の落語&面白トーク!
古典落語、ロック、カウリスマキ、&anythingFantastic!
ざぶとん亭ばば、楽しく聞き手を務めておりまする。

プロモ動画も目が離せないよ。必見ロール!

ぜひ、お聴きくださいね!

白酒のキモチ。


2014/08/05 立川わさび立川春吾『面影ちょんまげ工房』vol.2ゲスト大宮エリー 百点満点!

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柳家わさび&立川春吾

まだ二ツ目のこの若い二人の才能開花!





『わさびと春吾の落語会 面影ちょんまげ工房vol.2』@キチム(吉祥寺)

~人気作家大宮エリーさんからお題を頂きラブコメ三題噺に挑戦!~


スペシャルゲストの大宮エリーさんは、
『サラリーマンNEO』『おじいさん先生』等TV番組や
ハナレグミ、スピッツなどのPVをヒットさせ 、
以前書いていた週間文春の『生きるヒント』が文庫本でブームになり、
出す本出す本みんな痛快さと胸キュンでおもしろいのなんの!
『サンデー毎日』や『DRESS』誌上、J-WAVE,『タモリ倶楽部』などで活躍する面白マルチクリエイターなのです。
そして、お酒の失敗エピソードもたくさん持つ、才女ドランカーなのれす。

たまたま、前日、立川生志師匠のうちあげで、
ラッキーにも笑福亭鶴瓶師匠が僕のド真ん前に座ってくださり、
生志くんやぼくらにすんごく楽しいエピソードをたくさん伝えてくれたの。
そん時、オモロいだけじゃなくて、その向うのあったかい思いやりとか誰かに似てるなあ、そーだ!大宮エリーさんだ!
そう思って、前日から大宮エリーのことをオンナ鶴瓶と呼んでいるのです。

そのエリーさんから
わさびくんには : 山 非常階段 万華鏡
春吾くんには  : 海 はしご ランドセル

三題が渡されたのは、今年の6月くらいだったかな。

この三題でラブコメを作ってよ! というのが
今回の高いハードルの宿題。

わさび君、春吾くんは 最初こそ頭を抱えていたものの、
ポンッと発想の手がかりを見つけると一気に書き上げ、
そして推敲推敲の日々、口立てで時間調整をし削ぎ落としのブラッシュアップ
会が近づくに連れてどんどん尺も30分以内に収まり、20分台の尺的にも良い作品になって来た、と報告を受けて、
まずは時間的にだらだらしなくて良いな、ホッ。





あとは内容。
実績のある、信頼できる二人のことだから、
間違いはない、と思っていたが、
予想以上に、二人とも突き抜けて素晴らしい作品になっていた!


わさび君の題名は『 は な 』。
とある高校の屋上で起こったちょっと不思議なものがたり。
学校で一番の女の子に,冗談で微笑みかけられたのを真に受けて
どうしたら想いが伝わるか悩む男子が、
屋上で 人華鏡(じんげきょう)なる不思議な道具で、
全生徒の 華度(はなど 人にそなわっている華々しさ)を記録している女子と出会う。
華のない私だから、この道具で研究しているんだと言う。
ちょっとした歌舞伎役者で500点、
でもあなたは、、、プーー!(笑)、4点!

この男子の華度があまりに低すぎて、一緒に恋の告白作戦を展開する。
ここから、華度を上げる為のあの手この手作戦。

「自慢する身内がいると、華度はあがるの。だれか家族で自慢できる人いる?」
「おとうと。
「おとうとがなんなの?」
「おとうと、そろばん3級」  
「ま、いいわ、おとうとそろばん3級って言った後に、きみのこと好きなんだって言ってみて」

「おとうとそろばん3級なんだ きみのこと好きなんだ」
「ほら!華度がちょっとあがってるわよ」
「どうしてそんなことで上がるの?」  
「 はなたかだか っていうでしょ」

この調子で、へなちょこ訓練のくだりがばかばかしくてやたら面白い。
そして、危険な状況にいる時に人は華度ポイントが高くなることを発見して、
恋の告白を「非常階段」の手すりの上で決行することを思いつく。

そして、その決行の時に不思議なことが起こる、
いかに人華鏡が『万華鏡』になり、
いかにもうひとつのお題「山」が登場するか、
これが、奇想天外!わさびマジック!

ぜひ、わさびの会に通って聴いてください。
伏線から、どんどん寄り道の面白さを経て、目から鱗の結末へ!
おみごと!

わさび君の三題噺が終わった時に、大宮エリーさんの目から涙がこぼれた。
可愛くて面白くて大きな感動だったな。


そして、春吾くんの三題噺が終わった時には、客席で聴いていた歌手で『蕎麦恋日記』著者の高遠彩子ちゃんの目から涙。

わさび君のスラップスティックとうってかわって、
春吾くん作品は、静かなトーンのリリシズムに乗せた散文的ラブストーリー。
『 海のはしご 』

ものがたりはおじいちゃんの夢から始まる。
海のある町。
『海』から空へと向かって立っている不思議な『はしご』を登ろうと
好きな人を誘って、
登り始めるのだが、、。

夢は
『ランドセル』の小学生によって醒される。
ランドセルの少年はおじいさんの孫。

どんな夢を見ていたの?と質問攻めに会って
『海のはしご』のことを話し始める。
すると、どうやら夢の噺ではなく
この町に本当にあるのだとわかる展開が、

夢 現実 夢のような現実 現実のような夢 と混ざり合い
ファンタジー と 家庭コメディ の気持ちの良いヴァイブが生まれて来る。

おじいさんは海のハシゴを若き日のおばあさんと登った夢=想い出を回想する、

「和子さんつらくはないか?」「はい」

この小津映画のような静かな短い台詞の繰り返しで
この夫婦の一生を描ききる春吾の文学性は驚異的。

「そんなこと訊いてんじゃないよ。あのハシゴはどこにつながっているの?」

おじいちゃんは若い日に、死んじゃったおばあちゃんと登ったんだってことぐらい、僕はわかる。と孫。
でも、あのハシゴがどこに続いているのかが知りたい!と孫の好奇心は少年特有なのです。

「旅はな どこに行くということよりも 誰と行くかが大事なんじゃ」
老人が孫に静かに諭す。

ラストシーン 海のはしご を好きな少女と登っていく少年。

引き潮の浜辺には赤と黒の二つのランドセルがありました、とストーリーを結ぶ春吾の語り口がじつに美しい。

はしごと人生を重なり合わせた、
詩的なメタファーが心地よい、味わい深い作品となりました。


わさびの噺で大宮エリーさんが泣き、

春吾の噺で高遠彩子さんが泣く。

客席からも両方の作品を絶賛する大きな拍手。

両作品、対象的で面白い。どちらも僕には満点です。

両者、個性的で面白さを出しながらも、きわめて繊細な構成が産み出すスケールの大きさもあり、
僕も聴いていて、鳥肌が立つほど感動したよ。

お題をいただき、即座に作る三題噺も一興だけど、
昔の圓朝三題噺は、前日や前回いただいたお題をいったん持ち帰り、
じっくり作成して、高座にあげた。
今回の三題噺は、後者のスタイル。
完成度のより高いものが生まれる。

面白さもあり、胸キュンなココロがあり、余韻もすこぶる良い。
彼らにとっても代表作のひとつになるんじゃないかな。

寄席でも、ホールでもかけられる広く受け入れられる作品にもなっている。

百点満点で百点の出来です。ブラボー!

番組
『大宮エリー似顔絵』ライブらくがき パブロわさび
『日傘くるくる登場』大宮エリー 春吾
『オープニング3人トーク』大宮エリー、わさび、春吾
『手の届く雲』 春吾
☆三題噺『 は な 』  わさび
お仲入り
『親子酒』 わさび
☆三題噺『 海のはしご 』 春吾
『感想トーク』 大宮エリー わさび 春吾





うまくいった会のアフターはいいねえ。
キチムの美味しい料理とワインで打上げも楽しかった

尊敬するエンケンこと遠藤賢司さんからもお褒めいただき嬉しかった。
エンケンさんのニューアルバム『恋の歌』の日傘にもインスパイアされてます。






























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