らくご@座
高田文夫事務所松田健次&ざぶとん亭馬場との企画ユニット
らくご@座2017公演
詳しくは↓
らくご@座HP



文蔵・白鳥文七元結ではない文七元結の会
2017.12.5(火)19:00開場 19:30開演
3000円(全席指定)/座・高円寺2
橘家文蔵,三遊亭白鳥




雲助・白酒,縁づくしの会
2017.12.12(火)19:00開場 19:30開演
3500円(全席指定)/座・高円寺2
五街道雲助,桃月庵白酒







左祭~左甚五郎一代記~
2018.2.10(土)/18:00開場 18:30開演
4500円(全席指定)/イイノホール
神田愛山,柳家喬太郎,柳家三三,玉川奈々福,沢村豊子,神田松之丞

詳細はらくご@座HPを覗いてね。
らくご@座HP


===============

あかね書房から、子供から大人まで楽しめる画期的な
落語絵本シリーズが誕生!
あかね書房・古典と新作らくご絵本HP
「古典と新作らくご絵本」
ざぶとん亭ばば監修・編集をさせていただきました。
好評発売中!

古典と新作 らくご絵本 (10)
夢金
立川談春 文/寺門孝之








古典と新作 らくご絵本 (9)
だんご屋政談
春風亭一之輔作/石井聖岳絵/ばばけんいち 編








古典と新作 らくご絵本 (8)
モモリン
立川志の輔作/いぬんこ絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (7)
とのさまと海
三遊亭白鳥作/小原秀一絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (6)
ぬけすずめ
桃月庵白酒文/nakaban絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (5)
りきしの春
春風亭昇太作/本秀康絵/ばばけんいち 編







古典と新作 らくご絵本 (4)
おうじの狐
柳家三文/原マスミ絵/ばばけんいち 編






古典と新作 らくご絵本 (3)
ふどうぼう
林家たい平文/大畑いくの絵/ばばけんいち 編



古典と新作 らくご絵本 (2)
ろじうらの伝説
柳家喬太郎作/ハダタカヒト絵/ばばけんいち 編


I 古典と新作 らくご絵本 (1)
ねっけつ!怪談部
林家彦いち 作/加藤休ミ


定価1,620円 (本体1,500円+税)/小学校低学年以上/ISBN978-4-251-09501-5
落語と絵本、ふたつの文化のコラボレーションを、たっぷりと楽しんでもらえるシ リーズです。1作目は、熱血落語家・林家彦いちの新作落語から。絵は、異能のクレ ヨン画家・加藤休ミ!



RECOMMENDATION! NO.1webRADIO 白酒のキモチ。 SonyMusicDirect

桃月庵白酒師匠の落語&面白トーク!
古典落語、ロック、カウリスマキ、&anythingFantastic!
ざぶとん亭ばば、楽しく聞き手を務めておりまする。

プロモ動画も目が離せないよ。必見ロール!

ぜひ、お聴きくださいね!

白酒のキモチ。


2016/02/13 ビートたけしの名アレンジ パロディの名句!

風流日記一覧へ


昨日の いちにの散歩会、

高田文夫先生、松村邦洋くん、高野ペンギン堂主人、マンユニなべちゃんとざぶとん 亭ばばの男五人、浮かれのそぞろ歩き。

早春賦の神田川沿いを 白梅、川津桜など愛でつつ。

立春が過ぎ、
旧暦の正月もあっというまだなあ、とワイワイ。

そういえば、正月句に こんなのがあったな、と。



以下、この正月句について、ちょい前に書いた僕のエッセイ、おつきあいあれ!



『ビートたけしの名パロディ 俳句風流滑稽談』  

          石和亭ざぶん(ばばけんいち)

「元旦や餅で押し出す去年糞」 金子伊昔紅(かねこ いせきこう)
って知ってますか?
ん?なんか似てるぞって感覚でしょ。

では、
「元旦や餅で押し出す二年グソ」
って知ってますよね?
そう、
ビートたけしと高田文夫のオールナイトニッポンの記念すべき第一声(昭和56年1月 1日)。

じつは、これ、一番上の句のパロディ句。

僕らより下の世代には、このパロディ句ばかりが有名になっているのです。

いやあ、たけしも上手いことひねったねえ、と思っていたら、ちゃんと元の句があっ たと知ってビックリ。

そして、その作者が金子兜太の父上である金子伊昔紅だと知り、二度ビックリ。

しかも、三代目桂三木助の、
昭和33年1月31日にNHKラジオで放送された『蛇含草』の中で

「元日や餅で突き出す去年グソ」
とも言っているというなんとも乙な奇遇。

してみると、東京タワーが出来た時分には、この正月の滑稽句が市井にかなり浸透し ていたのだろうか。

金子伊昔紅は、本名金子元春。
大正4年(1915)京都府立医学専門学校卒業。
秩父郡市医師会長も務め、俳人としても「馬酔木」同人で、水原秋桜子や高浜虚子ら と親交があったのだそうだ。
文人医師で、俳句ばかりか、秩父音頭もいまの形に整えた風流人である。

この父に、豪放磊落と狂気と繊細さを併せ持つ金子兜太の原型が見える。
兜太の師、加藤楸邨 の「金子兜太という男」を引用する。

「兜太が招集を受けて出征することになったとき、私共は秩父の強石というところの 一軒の古ぼけた旅館に集って彼を送った…。そのうちに一人黙り、二人黙って、一同 しいんとひとつの踊りに見とれてしまった。伊昔紅、兜太父子が踊り出したからであ る。しかもその踊りはすっかり着物をぬいで生まれたままの姿なのである。父も子も 声を合わせ、足どり手ぶりを合わせて、二本の白熱した線のように踊りつづけるの だった。私はずい分多くの若者を戦場に送ったが、こんなふうにふくらみのある明る い、それでいてかなしさの浸透した壮行は前にも後にもまったく経験したことがな い。」

この句はスカトロジーを越え、深沢七郎的な人間滅亡的アフォリズムにも通じる名 句じゃなかろうか。

それにしても、元の句の成り立ち何ぞ、なんのその。その匂い、そのニュアンスを敏 感に嗅ぎ取り、
さくっとパロディにするビートたけしと高田文夫。さすがです。
このふたりがいなけりゃ、元の句だって、残ってないもんね。
深夜放送、風流な文化です。


(かいぶつ句集86号掲載)

UserCPU TIME: 0.0078 sec.